活動

2008.04.20 2008年度総会

東京大学にて、2008年度総会を行いました。

第一部  GSDy総会2008

最初にGSDyの現状報告(メンバー数等)と2007年度の活動報告を行いました。2007年度はシンポジウム「水と都市」に始まり、3度の見学会、3度のGSDy salon、GSDW2007、描き初め(即日設計)、都市河川プロジェクト、7通発行のGSDy letter、ブローシャ作成など、積極的に活動してきました。まだまだ改善点はありますが、実りある1年でした.

質疑応答を挟み、2007年度役員の皆様に挨拶を頂きました。GSDy立ち上げ当初からのメンバーが役員を退くことになりました。そして2008年度役員に以下の方々が選出・承認されました。
代表:永山悟、大薮善久、大谷友香
ワークショップ代表:大橋良之介、松井哲平
会計:山田麻里
広報:福角朋香 
サロン:棚橋玄、平田有紀
ホームページ:山田裕貴

その後2008年度の大まかな予定と、5月に予定されているGSDySalonと見学会の告知を行いました。さらに、GSDyは今年で3年目を迎え、方向性が見えてきたように思います。そこで長期的な計画ではありますが、5年目を一つの区切りに私たちの活動や思いを目に見える形に残そうと思います。是非皆さんと一緒に創り上げていきたいと思います。

また、隣の13号教室では、ユースメンバー達の卒業設計やポートファリオ等を展示致しました。多くの見学者が同世代の作品を真剣に見ていました。メンバーがどんなことをやっているのかを知る機会になりました。

第2部 都市河川プロジェクト発表

総会に続いて、春休みに行われた都市河川プロジェクトを発表しました。篠原先生と大林組とユースが行ったもので、都市が抱える諸問題を解決しうる都市モデルを提示するものです。このプロジェクトは大林組の季刊誌「季刊大林」に掲載される予定です。

プロジェクト概要を説明した後、都市に農地を組み入れる農業班と大規模な湿地を提案する湿地班がプレゼンを行いました。

質疑応答の後、内藤先生をはじめとする先生方に講評して頂きました。

講評後、模型に多くの学生が集まり、議論していました。



第3部GSデザインユース 大討論会 「篠原修 vs 内藤廣 vs 学生・社会人」

15号講義室にてGSデザイン会議代表の篠原、内藤両先生をお迎えして、討論会を行いました。
活動報告書

3年目を迎えるGSユースですが、初心にかえる意味でも、もう一度「コラボレーションとは何か?」「日本の都市に何が出来るのか?」といった根本的なことを話し合いたいと思いました。それがきっかけで行われた討論会ですが、期待された熱い議論は生まれず、両先生に圧倒される形になってしまいました。

活動の根幹に関わる議論をしていくことはとても重要で、討論会の主旨は正しかったのですが、やり方がよくなかったと思います。今後も活発な活動、議論を行う上で、今回の反省を生かしていくことが重要です。