GSDyでは4度目の即日設計会です。
毎年の恒例行事になりつつあるこの会は、”アウトプットする”“手を動かす”をテーマに企画しました。
講師には、建築家の永山祐子さんにお越しいただきました。
即日設計会
9:00 即日設計会開会!
今回も様々な専攻から参加者が集まりました。例年と異なり、個人課題であることが発表され、参加者は少し驚いた様子。今回の敷地は、文京区谷中周辺です。
*課題
「まちの中で、道が交わるという2つのインフラに面したところにはどのような可能性があるだろうか。各人地図上にプロットされた交差路の角にある敷地を1つずつ選び、自由に空間を提案しなさい。参加者は、近くの交差路に面した敷地を選んだ人と適宜相談し、その交差路の可能性を最大限引き出しなさい。」
10:00 現場見学中
課題発表後、早速敷地選びに出発。それぞれ対象敷地にしたい場所を選び、公園に集合して発表しました。
13:00 ミーティング中
交差点を共有している人同士で話し合っています。
共通のルールを決めたところもあれば、コンセプトだけを統一したところも。
15:00 作業中
話し合いが終わり、それぞれの設計に入ります。徐々に静かになる会場。
描き初めは“パソコンの使用禁止”がルールです。手を動かす音だけが響きます。
16:30 作業中
残り時間も30分を切り、慌ただしくなってきました…!
図面を描き、模型を造り、、、休む間もなく動きつづけています。
講評会
17:30 プレゼンテーション開始!
講師の永山さんが会場に到着されて、いよいよ発表開始です。
交差点を共有した人たちが同時発表というかたちです。
19:30 オーディエンス賞投票会議
今回はそれぞれの発表を聞いて講師が審査するという形式ではなく、参加者各自が自分の作品以外に良いと思った作品、また気になった作品をあげて、ディスカッションをしてオーディエンス賞を決定しました。
20:30 結果発表、記念品授与、講評
参加者投票の末、オーディエンス賞が選出されました!
さらに、プレゼンテーションとディスカッションをもとに、永山さんが1〜3位までを永山賞として選出されます。
この4人には賞状と記念品が手渡されます!おめでとうございます!
21:00 即日設計会終了!
今年の描き初めもついに終了です。お忙しい中講評にお越しいただいた永山祐子さん、参加者の皆様、本当にありがとうございました。新しい取り組みが多く、至らない点もありましたが、得るものの多い良い会になったと思います。長時間お疲れさまでした!
【レポート:中島穰、児玉千絵】