活動

2012年度の活動報告を行いました。
例年より参加人数は少なかったものの、昨年の反省としてサロンや見学会がなかったことから、もっと積極的に企画をしていく方針で意見が交わされました。旧役員の挨拶をはさみ、新役員が選出されました。

2013年度新役員
代表：田邊裕之、モウ大喜
WS代表：柴田賢祐、馬場睦
会計：モウ大喜
広報：本田亮吾
HP：松宮かおる
企画：小田切萌、原田恵

「いま、ユースが想うこと」と題して6名のユースメンバーが個々の論文やプロジェクトについて発表し、議論を交わしました。

3.11での復興の現場を見ていると、思っていた以上にNPO法人GSデザイン会議の趣旨に書かれた「分断された従来型の個別設計ではなく、既成の専門分野の枠組みを横断する総合的なデザイン体制」には程遠く、それでいて目指さないといけない方向性であると感じています。
枠組みを横断するというのは「言うは易し行うは難し」です。しかし、同じ想いを持つ人たちが真剣に語り合えば自分ひとりでは到底考えつかない領域にまで思考を拡げることはできると思いますし、ユースとはそういうプラットフォームであってほしいと思います。

およそ以上のようなことと、左図の内藤廣氏のダイアグラムを基にそれぞれの成果を位置づけて発表を行いました。その後の懇親会と併せて、やるべきことに追われ、つい考えることを忘れてしまいそうになる日常の中で、このような仲間がいることの大切さを改めて感じた１日となりました。

（左図出典：『内藤廣の頭と手』内藤廣、彰国社、2012）