GS連続シンポジウム2008
『まちづくりへのブレイクスルー・水辺を市民の手に取り戻す』
第3回『掘り起こせ、ひいじいちゃん達の石積護岸-油津・堀川運河』


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趣旨

まちづくりは、複合的な事業であり、トータルな空間づくりが求められます。そのためにはコラボレーションという体制づくりが必須と考えます。しかし、まちづくりには様々な制度や限られた予算、旧態然としたしがらみなどの制約が存在しています。これまでに実現した良い事例は、いわばそれらと悪戦苦闘してきた証であり、そこには今後に通じる知恵が数多く存在しているはずです。こうした知恵の共有化はまちづくりに携わる人間にとって重要な課題であり、GSデザイン会議はそれに向けたシンポジウムおよび出版を企画し、各地で孤軍奮闘している行政や実務設計に携わる人たち、市民への情報を発信します。

シンポジウムでは、まちづくりにあたっての予算措置、発注方法を含む設計体制、制度の運用や活用に焦点をあてた実際的な議論をおこないます。まちづくりの現場の問題に対する本音の話を引き出し、現実の制約のなかで、どのような人がどのような役割を果たし、最終的にどのような空間に結実したのかを手がかりにして、今後のデザイン戦略を議論することを目的とします。第3回シンポジウムは、いよいよ油津堀川運河(宮崎県)を取り上げます。

第3回シンポジウム焦点

(1)県、市、住民、専門家の強力タッグ体制が生み出す歴史的水辺空間の潜在力
(2)地場材(飫肥杉)と伝統工法の融合の先にあるまちづくりの未来

プログラム

(司会進行)中井祐(GS幹事長/東京大学大学院)

15:00-15:15
開会挨拶 篠原修(GS代表/政策研究大学院大学)
15:15-15:45
基調講演 小野寺康(GS/小野寺康都市設計事務所)
15:45-16:15
基調講演 岡本武憲(GS/日南市 )
16:15-16:30
<休憩>
16:30-18:00
パネルディスカッション+会場質問

進行役
篠原修(前出)
パネリスト
熊田原正一(熊田原工務店/日南市)
井上康志(GS/宮崎県)
岡本武憲(前出)
小野寺康(前出)
18:00-18:15
閉会挨拶 内藤廣(GS代表/東京大学大学院)
18:15-18:20
次回シンポジウム告知
18:30-20:00
懇親会(詳細は当日会場にてご案内致します)

概要

主 催
GSデザイン会議
後 援
土木学会 景観・デザイン委員会
日 時
2008年2月23日(土) 15:00~18:20
場 所
東京大学工学部11号館講堂 定員100名
シンポジウム参加費
一般:1000円 学生:無料 GS会員:無料
懇親会参加費
一般5,000円程度 学生2,000円程度
申し込み方法
電話、ファックス、メール、Webによる事前登録(定員になり次第締切)
申し込み・お問合せ先
GSデザイン会議事務局
電話: 03-5805-5578 / FAX: 03-5805-5579
Web: http://www.groundscape.jp
E-mail: info@groundscape.jp

お申し込み

このシンポジウムは終了いたしました