GS連続シンポジウム2007
『まちづくりへのブレイクスルー・水辺を市民の手に取り戻す』
第1回『石を蒔く、海に暮らし続けるために-大畑・木野部海岸』
クリックすると、チラシ(PDFファイル)をダウンロードできます。
趣旨
まちづくりは、複合的な事業であり、トータルな空間づくりが求められます。そのためにはコラボレーションという体制づくりが必須と考えます。しかし、まちづくりには様々な制度や限られた予算、旧態然としたしがらみなどの制約が存在しています。これまでに実現した良い事例は、いわばそれらと悪戦苦闘してきた証であり、そこには今後に通じる知恵が数多く存在しているはずです。こうした知恵の共有化はまちづくりに携わる人間にとって重要な課題であり、GSデザイン会議はそれに向けたシンポジウムおよび出版を企画し、各地で孤軍奮闘している行政や実務設計に携わる人たち、市民への情報を発信します。
シンポジウムでは、まちづくりにあたっての予算措置、発注方法を含む設計体制、制度の運用や活用に焦点をあてた実際的な議論をおこないます。まちづくりの現場の問題に対する本音の話を引き出し、現実の制約のなかで、どのような人がどのような役割を果たし、最終的にどのような空間に結実したのかを手がかりにして、今後のデザイン戦略を議論することを目的とします。初回シンポジウムは、2006年度に
土木学会景観・デザイン最優秀賞を受賞した木野部海岸(青森県)を取り上げ、まちづくりと海岸のありかたについて議論致します。
第1回シンポジウム焦点
(1)国庫補助事業による護岸の取り壊しの論理構築やその経緯
(2)修正設計(人工リーフ⇒伝統的置磯工)における国や県との交渉経緯
(3)完成後の県行政の反応や住民のまとまりなど
プログラム
(司会進行)中井祐(GS幹事長/東京大学大学院)
- 15:00-15:15
- 開会挨拶 篠原修(GS代表/政策研究大学院大学)
- 15:15-15:45
- 基調講演 角本孝夫(NPO法人サステイナブルコミュニティ総合研究所)
- 15:45-16:15
- 基調講演 清野聡子(東京大学大学院 総合文化研究科)
- 16:15-16:30
- <休憩>
- 16:30-18:00
- パネルディスカッション+会場質問
- 進行役
- 篠原修(GS代表/政策研究大学院大学)
- パネリスト
- 角本孝夫(前出)
- 清野聡子(前出)
- 花田一之(青森県 東青地域県民局 地域整備部)
- 上島顕司(GS/国土交通省国土技術政策総合研究所)
- 18:00-18:15
- 閉会挨拶 内藤廣(GS代表/東京大学大学院)
- 18:15-18:20
- 次回シンポジウム告知
- 18:30-20:00
- 懇親会(詳細は当日会場にてご案内致します)
概要
- 主 催
- GSデザイン会議
- 後 援
- 土木学会 景観・デザイン委員会
- 日 時
- 2007年11月10日(土) 15:00~18:00
- 場 所
- 東京大学工学部2号館212号講義室 定員170名
- シンポジウム参加費
- 一般:1000円 学生:無料 GS会員:無料
- 懇親会参加費
- 一般5,000円程度 学生2,000円程度
- 申し込み方法
- 電話、ファックス、メール、Webによる事前登録(定員になり次第締切)
- 申し込み・お問合せ先
- GSデザイン会議事務局
電話: 03-5805-5578 / FAX: 03-5805-5579
Web: http://www.groundscape.jp
E-mail: info@groundscape.jp
お申し込み
このシンポジウムは終了いたしました。