2017年9月6日(水)-9日(土)愛知県 常滑市



全体テーマ:コンタクト・シティ

これからの都市のあり方としてコンパクト・シティーという概念がありますが、物理的なまちの大きさに終始し、そこで目指していたはずの「都市の豊かさとは何か」ということは、あまり語られていません。一方で、人々はテレビやスマートフォンと向き合う時間が増え、自己で完結する生活へとますます進んでいます。都市を考えるとき、例えば人と会う機会を2倍にする、人と話す時間を2倍にする、そういった単純なことが実は大事なのではないでしょうか。コンパクト・シティーからコンタクト・シティーへ、そこへ寄与するデザイン的な回答を、3名の講師の課題を通して探ります。

ミッション:○○を倍にする
下記は当日講師より発表
・○○に当てはまるキーワード
・対象敷地
・アウトプット形式(スケッチ,手書き図面,etc.)
最終発表(4日目)
・3日間の成果を動画にまとめて発表
・動画長さ15分以内
・動画を流しながら説明、発表の仕方は自由

1日目|建築家 内藤廣
内藤廣建築設計事務所 主宰【HP】



「常滑競艇場の来場者数を倍にする」

常滑といったら焼き物の街と言われているが、実は競艇が財政的には貢献している街なので、そちらから攻めてみる。そこで金ができれば街づくりに使えば良い。即日課題なので、若者なりのアイディア、例えば君たちが競艇場に行きたくなるような提案をしてください。



09:30 課題発表


11:05 競艇場見学、大きな内水面


14:42 30分1回転でアイディアを練る

19:10 1日目総評、内藤廣

2日目|建築家 伊藤恭行
CAn /シーラカンスアンドアソシエイツ パートナー【HP】
名古屋市立大学芸術工学部 教授



「窯元での来訪者と常滑の人々との触れあう時間を倍にする」

常滑はすぐ隣の駅が中部国際空港で、名古屋までは遠いですが常滑は1駅なので、トランジットで半日とか1日とか空港で過ごす外国の人が常滑に来る。また愛知県は製造業も盛んなので、ここに住みながら働いている人もいる。ホスピタリティは常滑にくる日本の人達にとってもふれあいの機会を増やすことになる。常滑は焼き物の街なので、このまちの特徴を活かしながら、接触の時間を増やしてください。



09:00 課題発表


09:30 窯元見学、陶芸職人の濃密な仕事場


14:38 成果物を見据え、班ごとに細かな指導

19:10 2日目総評、伊藤恭行

3日目|土木設計家 篠原修
GSデザイン会議 代表
エンジニア・アーキテクト協会 会長【HP】



「常滑を眺め体感する場所を倍にする」

景観は目で見たものと言われますけど、体験には風を感じるとか臭いだとかもある。つまり5感を使って考えて欲しい。2点目は風景は昔から和歌や俳句に詠われたり、絵に描かれたりしている。風景を味わうとは、メカニズムについては理系ですけど、半分は文系の素養が必要なので、そういう目でも見てください。3点目は日本は誠に四季の変化が激しいところ。気候的に豊かな変化があり、雨の風景は普通は嫌なものですけど広重の画を見ていると雨の版画もある。四季や気候も一緒に考えてほしい。最後は難しいことを言いますが、風景を媒介にしてコミュニケーションをとることができる。最近はインスタグラムが流行らしいですけど、要するに風景を媒介にして人と繋がりたいわけ。実は昔からやられているので、過去の人とのコミュニケーションもできる。
というように多面的な味わい方があるので、そういう目で見てください。




09:00 課題発表


11:07 現地見学、篠原修さんと参加者一同で記念撮影
※特別な許可をいただいて撮影しております※


15:24 風景スケッチを通じて対話を重ねる

18:10 3日目総評、篠原修

4日目|最終発表


13:20 最終発表の様子

A班 『座ってみる常滑』

B班 『くらすようにとまる』

C班 『触人のまち』

D班 『居場所×ふれ合い×感性=』

14:50 4日目総評、川添善行・崎谷浩一郎・大野暁彦・山田朝夫


15:07 最後は全員で集合写真

デザイン・キャンプ2017常滑 概要
主催|GSデザイン会議
協力|株式会社LIXIL

趣旨

キャンプって、とてもワクワクしますよね。テントを張ったり、火を起こしたり、虫の声を聴きながら、寝袋にくるまったり。キャンプが楽しいのは、私たちが本来持っている感覚や本能を呼び起こしてくれるからではないでしょうか。

この夏、一緒に、デザインキャンプをしませんか。仲間たちと4日間、ただ、デザインのことを考え、自分の奥底に眠っているデザインの本能を掘り起こしてみませんか。

デザイン・キャンプには、3人の講師がやって来ます。各講師は、朝の出題から、その日の夜まで皆さんと一緒に過ごします。皆さんは、各講師の出題に自分なりのデザイン的回答を出し、講師から合格と認めれれば、その日が終わります。毎日やってくる3人の講師から、無事合格と認めてもらうことができるでしょうか。

今年のキャンプサイトである常滑は名古屋都市圏内にあり、古くから窯業で栄えてきた街で、堀口捨己による秀作も現存しています。一方、近くには中部国際空港が完成し、古さと新しさが混じるゆえの可能性と課題があります。この夏、皆さんの参加を心からお待ちしています。


募集要項

実施日時
2017年9月6日(水)-9日(土)、4日間
対象地
愛知県常滑市
課題
当日各講師より発表、計3課題+最終発表
3~4名のグループで取り組む
会場
INAXライブミュージアム【HP】
※INAXライブミュージアムは(株)LIXILが運営する文化施設です
〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130
参加資格
デザイン・まちづくりに興味をもつ学生、社会人
定員|12名
※申込者多数の場合は抽選※
参加費|学生3万円、社会人4万円
【参加費に含むもの】
・期間中の宿泊費(素泊まり、宿はこちらで指定)
・初日懇親会費
・テキスト代
【参加費に含まれないもの】
・現地までの旅費交通費
・期間中の食費(初日懇親会費を除く)
・その他、上記にない諸費用
申込期限|8月21日(月)
申込フォームへ移動し、必要事項を記載のうえ送信
主催
NPO法人GSデザイン会議
〒113-0033 東京都文京区本郷6-16-3-2F
会場提供
株式会社LIXIL
問い合わせ
デザイン・キャンプ2017運営実行委員会
崎谷浩一郎、川添善行、田邊裕之
担当:田邊裕之
連絡先:dc2017tokoname●gmail.com
●を@に直してお送りください
TEL:03-5805-5578



アーカイブ

GSDW2004-2006 東京駅・行幸通り
GSDW2007-2008 横浜・象の鼻パーク
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